D51蒸気機関車(蒲郡市博物館)

たぶん蒲郡市博物館の入口。(笑)

こちらは転轍機のレバーと信号機。

こちらはD51型蒸気機関車。静態保存ですね。

運転台は配管や計器類やバルブ類が所狭しと並んでいます。前に巨大な釜があって、運転台は車体の後ろのほうなので、かなり視界が狭いと思われます…。

真ん中のところを開けて石炭を足していきます。火がこんなそばにあって暑いだろうし、トンネルでは煙も入ったと思われるので、SLの運転はかなりの重労働だったことが想像できますね…。

こちらはテンダ。機関車のすぐ後ろに連結されている石炭と水を積んでいる車両です。長距離を走るSLはこのテンダが欠かせません…。

オハフ33型客車のほうから見ると、テンダの後ろにもライトがついています。

こちらは洗面所。トイレは通路の反対側にありますが、トイレは扉が閉じられています。

こちらは客室。固定式のクロスシートでもちろん車両にクーラーなんて上等なものはありません…。

外観はこんな感じです。昔の車両は「ぶどう色」と呼ばれる茶色が塗られていました。
高架なので電車を撮ることができないと思って、少し遠くはなるんですが海沿いの道路を選んだら、ちょうど道路沿いに展示されていたのに気がつきました。ラッキーでしたね。
都市の電化と非電化区間のディーゼル化で、通常の運行では蒸気機関車は見なくなりました。そして動力の分散化で、貨物と一部の高級寝台車以外、機関車が客車を引っ張るスタイルの列車が少なくなりました。けど、この列車があるから今があるんですよね。
そんなことを考えながら博物館を後にしました。
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